突撃!となりの昼ごはん

R6.11.7 VOL.23柏市_社会福祉法人 千草会

令和6年11月7日、令和6年度第2回目の「突撃!となりの昼ごはん」取材として、社会福祉法人千草会様にお邪魔して参りました!

社会福祉法人千草会は、昭和51年3月16日に法人設立後、柏市大青田にて「おお田保育園」を開設。現在は平成15年に開設された「花の井保育園」と平成27年に開設された「北の杜保育園」を合わせて3つの保育施設を運営していらっしゃいます。柏市では公立保育園22施設、私立認可保育園55施設の77の保育施設があります。

そのなかで、日曜の休日保育を実施している保育施設は無認可保育園も含めると5施設のみですが、公立・私立認可保育園で実施されているのは、千草会様の「花の井保育園」と「おお田保育園」だけになります。
今回は、花の井保育園様に伺い、昼食を頂きながらお話を伺いました。

柏市北部、東急柏ビレジの落ち着いた住宅地の中に花の井保育園はあります。近隣には徒歩2分で行くことが出来る柏ビレジ近隣公園を始めとした緑豊かな公園が複数あり、子供たちの成育環境としてはとても恵まれた場所だと感じられます。

今年は10月に入っても夏日が続くという過酷な気象でしたが、取材当日は、木枯らし一号が吹き冬の到来を感じさせるような陽気でした。園庭では子供たちが元気に遊んでおり、取材で訪れた私たちにも、進んで大きな声で「こんにちは!」と挨拶をしてくれました。

園長であり理事長でもある鈴木美岐子先生のご案内のもと、館内見学をさせていただきました。食育にも力を入れており、4歳児と5歳児の組の子供たちは、教室ではなくランチルームで昼食を食べます。給食の先生のほか、その日の給仕当番の子がみんなの給食の盛り付けなどを行います。自分の当番の仕事をきちんとこなす姿は、体は小さくとも立派に自分の責任として取り組んでいました。他の子供たちも終わるまでちゃんと静かに待っていられることが出来て、とてもしっかりしていることに驚かされるばかりでした。4歳児組では食事の前に先生が今日の献立と栄養素の表を子供たちに向けて説明しますが、5歳児組では当番の子が先生に代わり説明します。それを4歳児組の子たちもきちんと見ているので、5歳児組に上がったときは自分でも出来るようになるのだと思いました。

見学にて花の井保育園の特色を伺った後は、取材班も昼食をいただきました。千草会様では給食は自前で調理提供を行われています。園では0歳児から就学前児までの子供たちがいますが、ベビーフードだけでよいのか?との思いもあり、献立は3か月ごとに3つの園の栄養士が順番で作成担当されているそうです。アレルギーを持っている子などは、隣の子の食事を貰ったりしないよう、1歳児など小さい子ほど気を付けるようにしています。

5歳児組には「リクエストメニュー」という、子供たちの好きな献立を訊いて提供してくれる日があるのですが、人気メニューはカレー・からあげ・コールスローサラダとのこと。(取材班も大好きです!)

当日の献立は、タンドリーチキン・かぼちゃのお味噌汁・ひじきのふりかけご飯・キウイフルーツ・おやつにきな粉豆腐ドーナツをいただきました。大人用に量を増やしていただいておりますが、園の子供たちと同じメニューです。お肉は香ばしくて柔らかく、ひじきのふりかけも風味豊かでとても美味しかったです。おやつのきな粉豆腐ドーナツはふわふわな食感でお替りしたくなるくらいでした。

鈴木先生より「食事を作る人も、子供の育ちを共に考えてくれる人じゃないと美味しいものは作れないと思い提供しています。」とのお考えを伺い、担任の先生だけでなく栄養士の先生方もみんなで子供たちを温かく見守り育ててくれていることが伝わりました。

今回、取材にあたり丁寧にご対応いただきました鈴木理事長と職員の皆様方に、この場をお借りして改めて厚く御礼を申し上げます。ありがとうございました。

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