私達、千葉県社会福祉法人経営者協議会青年部会 広報委員会では、定期的に千葉県内の社会福祉法人の運営する事業所にお伺いし、お昼ご飯をご馳走になっています。ただ、ご飯をご馳走になるだけではなく、お伺いする際には、法人や事業所のご案内をお願いし、事業内容や取り組みを見学させていただいています。 9月26日に今年度2回目となる「となりの昼ごはん」を実施しましたのでご報告いたします。
今回、お昼ご飯をご馳走になった法人さんは、成田市内で60年を超える歴史をもつ「社会福祉法人大成会」さんです。知的障がいをお持ちの方々が心身共に健康で安心して自立した生活が送れるよう、これまで培ってきた障害福祉分野の専門性を活かして、貧困問題や自閉症の啓発活動などに積極的に取り組まれ、成田市内に14ヶ所の拠点を構え、成田市の障害福祉にはなくてはならない存在として、地域に密着した多彩な活動を行なっていらっしゃいます。
また、理事長の野村様は青年部会副部会長を歴任後、現在は私達青年部会の親会である経営者協議会で経営対策部会長、生活困窮者対策・人材確保対策プロジェクトチームリーダーをされています。法人の本部長には、青年部会を昨年度で卒会された、元青年部会副部会長の高柳さんがいらっしゃいます。様々な角度から千葉県の社会福祉法人を牽引されている法人さんです。
お伺いした事業所は【成田市のぞみの園】さんです。京成線公津の杜駅から徒歩7分程度と、非常にアクセスの良い場所にあり、明るく開けた場所にある事業所です。
就労継続支援B型事業所として、市役所や県内の様々な会社から仕事を請負い、沢山の障がいをお持ちの方々が仕事をされています。また、Tシャツ等に刺繍やプリントを行なう部署もあり、とても活気のある事業所です。
中でも驚いたのは、新鮮な果物からフレッシュジュースを作り、移動販売を行なうフルーツスタジオという部署です。取り組み自体も珍しく、「おいしい」と評判で色々なイベントへの出店依頼が多いとの事でした。お伺いした日にもイベントに出店中との事で、いただく事はできませんでした。この部署は、「はーとふるメッセージ・オブ・ザ・イヤー2013」の製品部門テレビ朝日福祉文化事業団大賞に輝かれ、全国的にも有名です。
事業所を案内していただいた後、お昼ご飯をご馳走になりました。
大成会さんが全ての事業所で提供している食事は、法人で採用される栄養士さん、調理師さんが各拠点で作っており、手作りの味が楽しめます。
私達がお伺いした「のぞみの園」でも手作りの食事が提供され、当日もとてもおいしい食事をいただくことができました。(※写真参照)
食事をいただいた後には、そのまま会議室をお借りし「広報委員会」を開催しました。
会議の内容としては、「経営協」「青年部会」という存在を広く業界内外に知ってもらう為にはどのような取り組みが必要か等に焦点を当てて進行しました。 現・旧の副部会長が参加される会議は、普段より増して緊張感があり、とても良い会議となりました。
その後は、成田駅に会場を移し、意見交換会が開催されました。意見交換会には、私達青年部会のリーダーである、堀口部会長も駆けつけて下さり、熱い意見交換が行われました。青年部・広報委員の皆さまとの親睦が更に深まった会となりました。
最後になりますが、となりの昼ごはんにご協力していただいた、野村理事長、高柳本部長を始め、大成会の皆さま、お忙しい中ありがとうございました。
今度は、大成会さんの別の拠点の食事もご馳走になりたいと思います。