1.リーダーのためのコミュニケーション技術
「コミュニケーションは誤解の連続」という前提を認識し、コンテキスト(コミュニケーションの際の状況)、会話のキャッチボール、 具体的に(特に期限について)という3つのキーワードと、「わかりやすく話す8箇条」を踏まえて伝えることが重要である。
また、上手な話の聞き方(YES-But法)や、コミュニケーションに役立つ表現技術を用いることでコミュニケーション上手になることが 出来る。
更に、人を動かす技術として、モチベーションよりコミットメント(関与)を与えることが効果的である、すなわち相手に最後のパズルのピースを はめさせることで、自分がやった感を与える事(リアクタンス効果)が重要である。
最後のまとめとして、「ガンコな上司になれ!」すなわち継続性、一貫性を持ったわかり易い上司であることが部下から信頼を得るカギになる。
1.基本的な「話す・聴く」
グループのアイスブレイキングを兼ねて、ブレーンストーミング、ヒーローインタビュー、プレゼンテーションの演習を行いました。
特にプレゼンテーションにおいては、タイムマネジメントを厳しく行うことで、必要な内容を時間内に伝えることに重点を置いた演習でした。
2.実践的な会議の進め方
福祉施設を仮定して設定された課題について、グループ内でブレーンストーミング、課題分析、 成果発表、更にはグループで決定した課題解決方法を実際にロールプレイングし、その振り返りまで演習しました。
3.ネゴシエーション実践
与えられたテーマについてネゴシエーション(交渉・調整)実践の演習を行い、その方法論を実体験することが出来ました。
また、研修のまとめとしてイメージ交換ゲームを行い、自分が思っている自分と、今日一日グループワークを共に行ってきたメンバーが抱いているイメージの「ずれ」等に気づくことが出来ました。
朝の9時から夕方5時までというとてもハードな日程ではありましたが、大島先生のご指導のもと楽しくリラックスした雰囲気の中で 学ぶことができました。
「話し方」「聴き方」「会議の進め方」「交渉・調整のやり方」等を様々な演習を通じて一日たっぷりと学ぶことができ、自分の不備な点、また新たな学びや気付きを確認することができました。
研修会修了後の懇親会にも大島先生他多くの方が参加し、実り多くとても充実した研修会になったと感じています。