研修報告

経営協青年部会 第二回研修報告

 平成22年2月26日~27日にかけて、キャリアパスについて青年部会セミナーを開催しました。講師は川原経営総合センターの飯村先生、武田先生、近藤先生です。自分達の評価制度を振り返る時間をたっぷり設けてくださり、不備な点を確認することができ、同時に職員さんたちにやりがいを持って働いてもらうための組織環境に早くしなくてはならないと実感を深めたセミナーでした。飯村先生の「人材育成は経営そのものです」の言葉が印象に残りました。

>セミナー参加者の感想をまとめました。

・青年部会の集まりに参加させていただいてまだ数回目ですが、いろいろな方たちと内容の濃いお話をさせてもらってとてもありがたい次第です。今後も出席させていただきます。

・人事戦略の講義が大変参考になりました。法人経営に活かしたいと思います。キャリアパス要件にも活かせる内容でよかったです。つぶれる社福や病院のコンサルをしているとのことで、リアルなお話でした。出来れば2日とも半日でしたので、朝から夕方までの1日にしていただければと思いました。

・大変お疲れ様でした。泊まりの研修はやはりよいですね。1年に1度はこのような形で行えるとよいかと思います。テーマ選定はタイムリーなものを選んでいくスタイルでOKです。

・キャリアパスと人事評価制度の違いについて再度整理しなければと考えております。自法人で取り組んでいることも再認識する機会となり大変勉強になりました。コンピテンシーの内容を精しく聞ける機会があればと思います。

・内容的には中身の濃い研修でためになりました。中身が濃いので自分として全部消化仕切れなかったところが残念。

・とてもわかりやすい研修でした。全部やろうとすると人事考課に近くなってしまう。今のところ人事考課を見合わせている当法人としては悩むところです。

・非常によい課題で充実していましたが、時間がもう少しあればよかったように思います。宿泊研修は非常に良かったと思います。出来ればもう少し近いところのほうがよかったのでは。

・キャリアパスの活用を通じて人事管理、人材育成の方法等、自身の事業所に当てはめて考える機会となりました。課題は多いと思いますが、本研修を通じて自分なりの対策が立てられると感じています。

・キャリアパスについての研修でしたが、最近まで言葉の意味もわからずという感じでした。自分なりに調べて臨んだ研修でしたが、まだ半分も理解できていないのが現状です。今後現場に活かしたいと思う内容でした。

・一から考えると難しい内容でした。参考の資料を頂くことができたので今後に活かせます。泊まりだったので、いろいろな方といろいろな話ができたので有意義でした。

・講義は事例等を交えて大変わかりやすかったです。当法人では、キャリアパスの仕組みを整えておりますが大切なことは形だけにせず、職員一人ひとりがその役割を認識し、将来に繋げていくということであると改めて実感し施設にもどった後には取り組んでいきたいと思います。

・人事についての制度はなく、どうしたらいいのか?と疑問に思っていたところでした。昇格に関する基準もなく、時々職員から質問が出たりします。一度職員で作ってみるのも組織作りにおいて必要だと思いました。研修制度もなく、必要に応じて行うのみで一人ひとりのことを考えて受けてもらう仕組みづくりも検討したいと思います。

・当施設では人事制度を利用しておらず、大変参考になり取り入れなくてはならない項目となりました。キャリアパスによって職員の不平不満が改善できる要因になればと思います。

・今回の講義は今後要件となっていくキャリアパスということで勉強になりました。必ず策定しなくてはならないものですが、ゆっくり時間をかけて作り上げていこうと思います。

・キャリアパスと人事制度との関連において注意すべき点がよく理解できました。次世代を確かに育てるビジョン作りの視点を改めて振り返ることで、これからの職員育成環境を整えていこうと思います。人は城。育成は組織がある限り続く。守・破・離の精神で能動的に職員が成長していける仕組みを作ります。飯村先生はじめ川原経営総合センターのスタッフの皆さんに感謝です。

報告者 副部会長 渡邉元貴